正社員エンジニアとフリーランスエンジニアの働き方の違い

今まで正社員エンジニアやってニートやってフリーランスエンジニアやってみたいなことをやってきたけど、フリーランスの期間もある程度たったしフリーランスエンジニアと正社員エンジニアの違いについて書いていこうと思う。今正社員でエンジニアやっているけど、フリーランスでやってみたいなあ、でもどんな感じなんだろう・・・?と思っている人にとっては多少に参考になるんじゃないかな。

保険とか税金の違いについてはここでは書かないよ。あくまで自分が正社員とフリーランスで働いてみて感じた働き方の違いについて。

お前誰?

自分のことを少し書こうと思うけど、まず自分はこの記事を書いている現在フリーランスエンジニアとして働いている。

www.y-techmemo.work

フリーランスエンジニアといってもエージェントに案件を紹介してもらって、その企業で働いている身。自分でプログラミングで何かを作って稼いでいるっていうのではないから、企業に出社してほかの正社員と同じように席について作業している。だから正直、正社員との違いといってもぶっちゃけ変わらん

会社には正社員だけじゃなくて正社員以外の方もたくさんいますよね。彼らと同じように正社員と同じように席について同じような作業をする。だから大きな違いはないんだよね。ただやっぱり多少の違いはある。だからこの記事では正社員とフリーランスで働いてきて感じた違いをちょろちょろと書いていこう。

会社内の人間との関係性があまりない

フリーランスで働くときには、企業はその企業の特定のプロジェクトをやってほしいと依頼をしてくるから、そのプロジェクト以外の人間との関係はほぼない。正社員の時だったら他の部署と関わったり、他部署と飲み会したりみたいなことをしていたけど、そういうことは思えばあまりないですね。もちろん企業によって違いはあるだろうけど、まあその企業で関係を持つ人間は少なくなるよね。その企業内のイベントなんかにも出ることはなくなるし。

業務内容に違いはほとんどない

正社員の頃は、プログラムを書く事の他に社内で発表する資料の作成やプレゼンなんかをしていたけど、フリーランスで働くとそういったことはない。毎日黙々とその案件に関係のあるタスクをこなしていく。とはいっても、正社員時代の時の作業とほとんど同じ。具体的にいうと、よくあるBacklogでチケット管理してそのタスクをこなしていくとか仕様検討するとか。こういった開発に関することで、正社員・フリーランスで違いはほとんど出ないんじゃないかな。

フリーランスの勤務時間は契約で決まる

フリーランスの勤務時間は、契約で決まる。週5日働くなら140~180時間の間で働いて月○万円っていうのが多いかと。契約によるのかもしれないけど、140時間を下回ってしまった場合の賃金はその分引かれるし、超過して働いてしまった時間分の賃金はもらえる。その契約の時間内なら、どう働いてもその時間を満たせばいいの?って思うけど、企業によるかと思います。

ほとんど夜中に働いて契約の時間を満たす人もいれば、朝早くから働いて契約の時間を満たす人もいたりといった企業もあったし、今案件を受けている企業は他の社員と同じような時間帯で働いてもらいたいからこの時間帯で働いてねー、なんて言われたりしています。案件を受ける企業次第ですね。

案件を受ける前にその企業と面談することができる場合が多いから、そのときにこういったことや他の気になる点を聞いてみるといいです。

フリーランスの給料は見かけ上高い

フリーランスの場合は売り上げになるから、給料っていう言い方も変な気がするけど、正社員と比べるとフリーランスの給料は高く見える。自分は新卒で入った会社を一年で辞めてその後半年ニートみたいなことをしてフリーランスとして案件をもらったんだけど、その時の給料が確か新卒1年目の月の額面の2倍ぐらいだったかなー。だけど、よく言われるように正社員の場合はいろんな補助がついているからそういったことを考えるとフリーランスの給料は何とも言えない。

確定申告が面倒

正社員なら確定申告は会社がやってくれる場合が多いけど、フリーランスの場合は自分でしないといけません。これがだいぶ面倒くさいです。今は確定申告を楽にしてくれる青色申告のソフトなんかはいくつかあるけど、それを使っても面倒です。税理士雇ってやってもらう気持ちが分かります。ただ、正社員の時とは違って経費にできるものは経費にできるので、その点は良いですね。

フリーランスは辞めやすい

フリーランスは契約で働くから、辞めやすい。企業によって更新期間があるんだけど、大体3か月更新な気がする。3か月働いてお互いに継続意思があれば、また3か月契約更新してっていう感じ。

こっちが辞めやすいってことは逆に言えばクビになりやすいんじゃないの?って思うかもしれないけど、それはそう。今まで一緒に働いてきた人の中にもそういった人はいたよ。だけど、個人的には正社員の時と同じように他の人とコミュニケーションが取れて、実装に必要な知識があればそこまでクビになるといったことはない気がするからあまり恐れなくていいと思う。

3ヶ月更新なら3ヶ月で辞める人も結構いるの?って思うかもしれないけど、こういう人は今まで見てきた中でほとんどいない。大体の人はそれ以上の期間働いている気がする。1年近く1つの案件で働く人が多い印象。

働く時期をコントロールできる

1つの案件の契約が終了したら、その後1か月は休んでその後にまた別の案件で働くといった選択肢をとることもできる。例えば、3月に案件の契約を切って、1ヶ月間は休んで4月から別の案件で働くとかね。こういったことは正社員の時にはあまりできないからちょっと魅力的に思えるかもしれない。ただその分給料は減るけど・・・

フリーランスになるには経験年数が大事

フリーランスがエージェントで案件をもらう際にやっぱり経験年数は見られる。というかもうこれが見られる全てなんじゃないかといっても過言ではないのだろうか。経験年数が少ないと案件をもらうのに苦労するのは覚悟した方が良いです。特に自分のような新卒1年で辞めてそこからフリーランスになりたいという人は・・・

未経験からいきなりフリーランスエンジニアになりたい!ってい人はエージェント経由で案件を獲得することは無謀だと思うので、他の方法で仕事を獲得するのをおすすめします。未経験からフリーランスエンジニアを目指すなら最初は、正社員や派遣で経験年数を積んでからなった方がなりやすいかと。

いろんな技術に触れることができる

フリーランスやるといろんな案件に関わることができるから、その分いろんな技術に触れる機会が多くなる。まあその分その技術は勉強しないといけないけどね。正社員だとずっと特定のものしか使っていないなー、っていうことになる場合もあるけど、フリーランスであれば他の案件を受けることでそういったことも解消される。

自分が触った事のないスキルが求められる案件も参画できるの?と思うかもしれないけど、可能だと思う。自分はPythonの経験なんてなかったけど、案件もらって受かったしそこまでやった事ないからだめ!っていうのはないんじゃないかな。ただ、インフラからフロントエンド、バックエンドからフロントエンドみたいな領域が変わるのはちょっと苦しいかもしれない。

まとめ

いくつか書いてきたけど、働く上でフリーランスエンジニアと正社員エンジニアの違いはあまりないんじゃないかなーと思う。もちろんそれ以外の保険・税金の違いはあるけど。案件毎に求められるスキルも変わってくるから技術をどんどん学んでいきたいっていう人にはいいかもね。