【AfterEffects】プラスチックなヌメリとした文字をアニメーションさせる

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今回はこれを作っていきます。文字を何というかプラスチックっぽいぬめりとした加工をして、ぐにゅんっていうアニメーションを加えていきます。

じゃあさっそくいきましょう。 まずは、加工したいテキストを置いていきます。今回はmusic!

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テキストのままだと加工しづらいので、シェイプにしてから加工していきたいです。 なので、テキストからシェイプを作成しましょう。 f:id:utr066:20200219144725j:plain

このシェイプは今は白で塗り潰されているけど、これを線だけで描くようにします。 f:id:utr066:20200219145110j:plain

Fillをなしにして、Strokeを2pxで設定します。

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次に調整レイヤーを追加。

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追加したらその調整レイヤーにCC.Plasticというエフェクトを加えましょう。

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CC.Plasticの値をいろいろいじっていきます。値をいじりながらどんな動画になるのか確認しつつ進めるといいでしょう。 今回設定したものを貼っておくとこんな感じです。

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文字を照らすライトが欲しいです。ライトを扱う調整レイヤーを追加して、CC.Spotlightというエフェクトを加えます。

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値は好みで設定しましょう。 ほんの少し色味が気になるので、MatteChokerというエフェクトを加えます。新たに調整レイヤーを追加して加えました。 f:id:utr066:20200219151310j:plain

他にもまだまだ足りないものがありますね。調整レイヤーを追加して新たに以下のエフェクトを加えます。

- Mirror・・・文字をさかさまにして影のように伸びているようにしたい
- Levels・・・明るさ調整
- CC.Power Pin・・・Mirrorで設定した文字の形を調整する

まずMirrorだけど、これは文字を反対にして良い感じの位置に配置すればOK。 f:id:utr066:20200219152637j:plain

足りない位置の調整はCC.PowerPinで行うよ。

Levelsの値の調整は、いろいろいじいじしながら良い感じの数値にしていきましょう。 f:id:utr066:20200219152229j:plain

CC.PowerPinだけど、これはMirrorで設定した文字の形を良い感じにしていきます。 f:id:utr066:20200219152453j:plain

次は文字をぐにゅんと出すアニメーションを作っていきます。 調整レイヤーを新しく追加して、CC.Lensというアニメーションを追加しましょう。

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Lensのsizeを調整してアニメーションさせていきます。sizeを時間で変化させるようにして良きタイミングでキーフレームを設定します。 これで再生するとぐわんと文字が出てくるでしょう。

後は、今まで設定してエフェクトの気になる部分の数値を調整して完了です。

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